SELECT文の基本構文を学習しましょう。
1.SELECT分の基本構文
--すべてのデータを表示
SELECT | カラム名,カラム名... |
FROM | テーブル名 |
■SELECT文の記述の仕方
SELECT文を使う場合には、SELECTの後ろにカラム名をカンマ区切りで記述します。SELECT *(アスタリスク)と記載することで、すべてのカラムを表示させることもできます。そして、FROMの後ろにはテーブル名を記述します。
■実習
それでは実習です。2題出題します。
実習(1/2) 問題
EMP表からENAME(従業員名)、JOB(仕事)、SAL(給料)を表示してください。
実習(1/2) 解答
SELECT ENAME,JOB,SAL FROM EMP
SELECTのあとに表示させたい項目をカンマで区切り、FROMのあとにテーブルを記述します。
実習(2/2) 問題
*(アスタリスク)を使用しEMP表すべてのレコードを表示してください。
実習(2/2) 解答
SELECT * FROM EMP
『 * 』使用すればすべてのカラムを選択した場合と同様の意味になります。
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2.演算子の利用
--SAL(給料)を10倍にして表示
SELECT | EMPNO,SAL * 10 |
FROM | EMP |
SELECT文には算術式を記載することで、計算結果を表示することが可能です。使用可能な演算子は以下の通りです。カッコを使い計算の優先順位を指定することもできます。
それでは実習です。1題出題します。
実習 問題
従業員の給料を2%上げることにしました。EMP表から従業員名(ENAME)と1.02倍した給料(SAL)を表示してください。
実習 解答
SELECT NAME,SAL * 1.02 FROM EMP
算術式はカラム 演算子 数値 で使用可能です。
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これで [SELECT文の基本(1)] は終了です。