SELECT | ENAME |
FROM | EMP |
WHERE | ENAME LIKE '%A%' |
LIKE演算子はWHERE句で使用します。[カラム名 LIKE 比較文字列] と記述しカラム名と比較文字列のパターンマッチングを行います。
比較文字列に使用可能なワイルドカードは以下の2文字です。
%(パーセント) | 0文字以上の任意の文字列 |
_(アンダーバー) | 1文字の任意の文字 |
%や_そのものを検索文字列として使用したい場合はESCAPEキーワードを使用します。以下のように記述し、ESCAPEキーワードで?を指定していますが、?_はワイルドカードではないただの_(アンダーバー)として取り扱われます。
WHERE ENAME LIKE '%?_%' ESCAPE '?'
LIKE演算子を否定する場合は、[カラム名 LIKE 比較文字列]のようにLIKE演算子の前にNOTを記述します。
WHERE ENAME NOT LIKE '%A%'
それでは実習です。1題出題します。
社員番号 | 氏名 | 課コード | 内線電話 |
S02 | 田中三郎 | K001 | 1001 |
S05 | 佐藤幸三 | K003 | 1003 |
S15 | 森三恵子 | K022 | 3022 |
S20 | 鈴木俊三郎 | K105 | 1105 |
ア | 氏名 = '三' |
イ | 氏名 = '%三%' |
ウ | 氏名 LIKE '%三%' |
エ | 氏名 NOT LIKE '%三%' |
これで[パターンマッチング(LIKE演算子)]は終了です。