INSERT INTO | 表名 (列名,列名...) |
VALUES | (値指定,値指定...) |
INSERT文を使う場合には、INSERT INTO の後に表名を記載し、その後ろの(カッコ)の中には列名をカンマ区切りで指定します。レコード追加したい値はVALUESの後ろの(カッコ)の中に、値をカンマ区切りで記載します。値が文字列の場合はクォーテーションで囲む必要があります。EMP表に例にINSERT文を記載すると以下のようになります。
INSERT INTO | EMP (EMPNO,NAME,JOB,MGR,HIREDATE,SAL,COMM,DEPTNO) |
VALUES | (9999,'SAN','SALESMAN',7698,1981-09-28,1000,500,10) |
表の全項目に値を追加する場合は、列名は省略することが可能で、以下のように記述します。
INSERT INTO | EMP |
VALUES | (9999,'SAN','SALESMAN',7698,2004-06-24,1000,500,10) |
一部の項目に値を設定する場合は、以下のように表名の後ろの追加したい値を格納する項目名を記載し、VALUESに追加したい値を記載します。
INSERT INTO | EMP (EMPNO,ENAME) |
VALUES | (9999,'SAN') |
INSERT INTO | EMP_TEMP |
SELECT | * |
FROM | EMP |
WHERE | JOB = 'SALESMAN' |
VALUESキーワードの部分をSELECT文に変更することで別表から選択したレコードを、表に追加することが可能です。
これで [ レコードの追加 INSERT文 ] は終了です。